スマートフォン アプリの規制が始まる！

スマホ、いわゆるスマートフォンの事だが、あまりにも個人情報の流出が激しいので、
総務省がスマートフォン アプリ規制を検討しているそうだ。

　

特定のスマートフォン アプリをダウンロードすると、利用者が気づかないうちに
電話番号やアプリの履歴、位置情報などが広告配信業者へ送信される。
コンテンツの提供サービス会社が、それらをまとめて広告配信業者へ渡す事もある。

犯罪目的で収集される可能性もあり、振込詐欺などの増加も懸念される事により、
総務省ではスマートフォン アプリ開発事業者などが個人情報を取得する場合の
新たなルール作りに乗り出した。

たとえば、スマホで動画を見るアプリをダウンロードしたら、高額な請求書が
届くようになった。など、こうした被害が多発している。

スマホにはサイトの閲覧履歴や買い物履歴、位置情報、電話帳など、さまざまな
個人情報が蓄積されており、こうした情報を収集して個人に合わせたサービスを
提供するアプリが急増している。しかも、これまでのガラケー携帯電話に比べると、
個人情報が流出するリスクが大幅に高まっている。

日本ではアプリによる個人情報の収集は、個人情報保護法に規制対象になる。
本人を特定できる情報の取得・利用には、目的を明示しなければならない。

今後は情報を不正取得するスマートフォン アプリもウィルスとみなされ、
スマートフォン アプリ開発業者は、法的な処罰の対象となる。

また、スマホの情報は、長期間集めたサイト閲覧履歴など、個人の人格が反映され
やすい情報は、匿名であってもプライバシー権の侵害になると言う。

スマートフォン アプリ規制の詳細なルール作りは、今後暫時具体化されて行く事に
なるだろう。

最近はスマートフォン アプリを個人でも簡単に作れるようになっているので、
個人が趣味などで作ったスマートフォン アプリでも個人情報を利用するプログラムを
使う場合には、くれぐれも注意して欲しい。

ある日突然、警察の人が家にやって来る事になるかもよ。